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zoom RSS ソナチネ

<<   作成日時 : 2010/04/03 17:41  

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「ソナチネ」

監督:北野武

製作:1993年

主演:ビートたけし


北野武 初期バイオレンス映画三部作の完結編であり

集大成でもある「ソナチネ」

「あの夏、一番静かな海。」から起用された久石譲の

印象的なテーマ曲と共に、槍の刺さった青い魚のオブジェ

のアップからこの映画は始まる。

この時点で、オープニングとしてパーフェクトである

私は、そう感じる。

そして、この映画のテーマは「死ぬこと」である。

北野武の死生観のピークを表現した映画ではないか。

この映画の公開1年後に、彼はバイク事故を起こし

半年間の治療の後、復帰するが

「ソナチネ」前後の彼の中には、ある種の「絶望」が鬱積

していたような気がしてならない。

この映画で彼が演じる主人公自身も、死ぬことを恐れていない

「平気で人を殺せるってことは、自分が殺されることも平気だ」

この価値観を無言で体現している。

ソナチネにおいて、この死生観が支配している。

だから花火の打ち合いで遊んでいても、平気で拳銃を撃ってしまう

楽しいけど、怖い。

沖縄の海岸で遊ぶシーン=生

唐突なバイオレンスシーン=死

非常に分かり易い、表現描写である。

この映画が秀逸な作品として、世間から評価を得ていることも

うなずける。

私的には

「大杉連」「渡辺哲」「南方栄二」「津田寛治」の4名が

この映画に出演し、後のキャリアアップに繋がったということが

この作品の重要なポイントであると思う。

中でも、チャンバラトリオの「南方英二」は凄い

殺し屋役を演じているのだが

見事に怖い。

映画に出てきた時は、釣り人風の雰囲気で

どういう役回りなのか不思議に思ったが

実は殺し屋だったことが分かるシーンにおいて

その迫力と存在感を十二分に発揮している、怖い。

そして「大杉連」

彼のキャリアは「ソナチネ前、ソナチネ後」で大きく分かれる

それほどまでに、この映画においての彼の演技は素晴らしい

脇役陣が、ここまで緊張感をもって、映画のテーマに沿った

演技をしていることに本当に驚かされる。

やはり前述したように

北野武が持つ「絶望感」が、映画を作るという行為に対して

周りの人間を強く巻き込むほどのポジティブなエネルギーに

なっていたのではないか。

言い換えれば、やはり彼は意識の中において強く「死ぬこと」を

望んでいたのではないか。

私の妄想ではあるが

この映画を見るたびに、そう思ってしまう。

誰しも、本気度は人それぞれあるだろうが

「自分の死」を意識する瞬間はあるはずだ

だからこそ、この映画は多くの人に支持され

今日の評価に繋がっているのだろう。

「その男、凶暴につき」

「3-4x10月」

「ソナチネ」

バイオレンス三部作

まとめて見るのをオススメします。







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